クラミジア菌が睾丸に広がる前にジスロマックを服用

性の多様化が進んだ現代、性感染症も増加しています。性病は自覚症状が出ないことも多く、その場合自己判断で感染を確認することは困難になります。気づいたときには、生殖器官が深刻な状態になっていたということも少なくありません。
例えばクラミジア菌の性器感染を放置すると、排尿障害を伴う前立腺炎や、精液の中に血液が混ざる血精液症などに発展してしまう可能性があります。
さらに感染が広がると、睾丸の上部器官に腫れシコリが現れる、副睾丸炎を引き起こすこともあり、睾丸そのものにまで広がれば、無精子症など男性型不妊症につながることもあります。そういった事態を避けるためにも、少しでも異変を感じるようなら、治療の判断を下さなければなりません。
クラミジア感染の治療には、アジスロマイシンが有効成分となる抗生剤、ジスロマックが有効です。この薬にはには、菌が細胞分裂するときに必要な、タンパク質の合成を阻害する作用があるので、菌の増殖を防ぎ効果的に治療していくことができます。また、性器感染だけでなく、オーラルセックスなどが原因となる、咽頭クラミジアにも効果があります。
ジスロマックは体内に長くとどまる性質をもっているので、一度の服用で一週間もの間作用が持続します。クラミジアの性器感染に対する服用としては、1日に1度1000mgを服用します。持続性がある薬なので連日服用する必要はありません。自己判断で多量摂取してしまうと、重度の下痢を引き起こすことがあり危険ですので、適切な用法用量を守っていく必要があります。胃腸が弱い方は、適正量を3日に分けて服用することもできます。
ジスロマックは病院でも処方される、効果の高い抗生剤です。クラミジア感染に対し、九割以上の効果が認められているので、改善に大きな期待が持てます。